1 最近、簿記の勉強をやり直そうと思い、無料で視聴できるYouTubeで講座がないか確認したところ、「ふくしままさゆき」さんなど、複数の公認会計士等の方が講座を提供していました。
簿記については、弁護士等の法律実務家になる前の司法修習中に勉強しておいた方がいいと言われていましたので、通信講座を購入して勉強しましたが、チンプンカンプンで、日商簿記3級も合格せず投げ出してしまいました。
しかし、YouTubeで複数の講座を視聴したところ、なぜそうなるのか、なぜそう処理するのかという理論、理屈の部分の説明がしっかりなされており、ようやく理解することができました。
2 私はもともと単なる暗記が苦手で、10年以上前ですがTOEIC990点(満点)を取得している英語の勉強でも単語帳や熟語帳を使って丸暗記をしたことはなく、一度精読した英語の長文を何度も繰り返し読むことで単語も覚えていました(なお主に勉強していたのは大学受験の頃です)。なお、単に多読をしていたわけではなく、一度文法等を駆使して精読した文章を何度も読み返していたという点がポイントです。こうすることで、自然な英語の感覚を身に付けることができたと感じています。
TOEICの試験(リーディング・リスニング)は私が受けていた10年以上前とは変わっているかもしれないですが、考えながら解いていると間違いなく時間不足に陥ります。英語の自然な感覚を身に付けていると、例えば穴埋め問題で、この単語は副詞形だから入らない、というようにいちいち文法を考えて解答を導くのではなく、自然な感覚で答えはこれ、と選択できるようになります(その感覚を言葉で説明するのは難しいですが・・・)。
3 私は一度やり始めるとある程度詳しく知りたくなるタイプですので、簿記関係については、YouTubeでふくしままさゆきさんの簿記2級の講義を視聴しつつ、3月に改訂版が出版される会計学や財務会計の教科書を購入して理論を勉強しようと目論んでいます。
また、3月には京都大学の宮沢孝幸准教授がPHP新書で「ウイルス学者の責任」という本を出版されます。去年出版されている「京大 おどろきのウイルス学講義」は購入し既に読んでいますが、素晴らしい研究者だと思いますので、皆さんもお手に取ってみてはいかがでしょうか。
人間、学びを止めなければ老いません。