生牡蠣

ここ1か月ほど軽度ですが体調を崩していて、身体がだるいことも多いので、もう無理はできない年齢であることを痛感する毎日ですが、今回は、弁護士業務と体調にかかわるエピソードを紹介します。

1 牡蠣ノロウイルス事件

2010年に千葉県の柏市内でワンオペ事務所を設立して弁護士業務を始めてからそれほど期間が経過していない時期だったと思いますが、所属している委員会か何かの関係で、ある日の夜、弁護士4人で松戸駅近くにある海鮮居酒屋に行きました(お店の名前は憶えていません)。

海鮮料理については、基本的にはテーブルに置かれた七輪で焼いて食べるものでしたが、誰かが生牡蠣を注文しようと言ったので、それぞれが1個ずつ注文することにしました。生牡蠣は危ないという印象が強く、私はそれまで生牡蠣を食べたことはなかったのですが、1個だけなら、と思い食べることにしました。美味しかったのかどうかは覚えていません。

その翌日は普通に業務をこなし、夜はお肉を食べた記憶がありますが、その日の夜中、強烈な吐き気がして嘔吐し、全身に色々な症状が発生しました。夜に食べたお肉でこんなにあたることはないと思いましたので、これは生牡蠣が原因だとすぐに判断できました。

当然、弁護士業務を処理できる状態ではなく、発症した翌日は刑事事件の公判がありましたが、延期してもらうことになりました。被告人の方は勾留されていましたが、執行猶予付き判決が濃厚でしたので、公判の延期により、釈放されるまでの期間を延ばしてしまったことになります。

弁護士が扱っている業務は、法律事務所に複数の弁護士が所属していたとしても、基本的にはそれぞれの弁護士が単独で責任を持って処理しますので、当該弁護士による事件処理が困難になると、案件の関係者に大なり小なり迷惑をかけてしまうことになります。幸いにもこのノロウイルスによる感染性胃腸炎は3日ほどで回復した記憶ですが、今回のように(ノロウイルスと比べてかなり)軽度ですが体調不良が続くと、今後の弁護士業務についても考えなければならないなと思っているところです。

なお、私以外の3人の弁護士も生牡蠣を食べましたが、3人とも何ともなかったそうです。

また、しばらく生牡蠣は避けていましたが、その後1回だけ、ガンボ&オイスターバーというお店で何個か食べました。生牡蠣以外の牡蠣料理も食べましたが、このお店の牡蠣は美味しく、もちろんおなかを壊すこともありませんでした。

文字数がオーバーしましたので今回はここまで。